MBD(役職)について

MBDとは、PL達がトラブルシューターのチーム内で担う役職のことです。
このMBDは主に6種類あります。
①リーダー ②記録係 ③装備係 ④清潔係 ⑤幸福係 ⑥忠誠係

① リーダー

リーダーバッジが支給されます。
リーダーはチームで最も強い権力を持ち、他のチームメイトに自由に命令できます。
これに逆らうことは反逆です。
ただ、デブリーフィングにて責任を負わされる可能性が高いのもリーダーです。
「部下をしっかり指揮できなかったリーダーのせい」にされてしまうからです。
権力も大きければ、責任も大きい。それがリーダーなのです。
ついでに、支給されるリーダーバッジですが、ダーツの的のような形をしています。
これは、何か問題が発生すれば即責任を取って殺されることを暗喩しているのですね。
なので、リーダーは別称(蔑称)「的」と呼ばれます。不遇。
あと、「リーダーなら○○くらい簡単にできるよね!」とかパシリ的扱いもされます。不遇。


② 記録係

カメラが支給されます。
記録係は、ミッション中このカメラを装備して、ミッションの様子を記録します。
ちなみにこのカメラ、記録係が好きなタイミングで電源をON/OFFできます。
あと、宣言すれば一部映像のカットなんかもできます。
自分に都合のいいように編集ができるのですね。
カメラはミッション終了後、上司に手渡します。
そこに誰かの反逆の証拠が残ってたりするとその人が上司にZAPされます。
ただ、やっぱり他の人からすると邪魔な存在なのでよく味方に狙われます。
頑張って、生きてデブリーフィングに帰る必要があります。


③ 装備係

装備を自由に分配する権限と、装備品チェックをする権限が与えられます。
結社によってはこの装備係がとにかく強い。
まず、PL達は序盤でPLCと呼ばれる施設に行き、装備品を受け取ります。
そこでは火炎放射器や氷結銃と言った武器が受け取れるのですが、
装備係は好きなようにこれを分配できます。そう、好きなように。
自分一人で全ての装備品を独り占めすることもできるということです。
更に困ったことに、装備係は任意のタイミングで「装備品チェック」が行えます。
これはチームメイトの装備品を検査するというものです。

これだけの説明だと、「何が困るの?」と思われるかと思いますが、
実はいくつかの結社員は、結社から違法に武器や装備を受け取ることができるのです。
もし装備品チェックでその武器や装備が見つかってしまったら……後はお分かりですね?
しかも、装備品チェックは自身に対しては無効です。
装備係「あ、自分の装備品チェックはもちろんしたよ!何も持ってないよ!」終了。
大量破壊兵器を持ってる人が装備係になるともう手が付けられません。
ちなみに、あんまり装備品チェックをするとストーリー進行がグダグダになるので、
大体1~3回に限定されている卓が多いです。


④ 清潔係

PHT用品の支給と、清潔度チェックをする権限
が与えられます。
PHT用品とは、チームメイトの清潔度を図るための清潔度チェック用品です。
皮膚を削りとり、その皮膚に含まれる汚れの割合から汚れ具合をチェック出来ます。
皮膚を削る深さと削る部位はその相手に委ねられます。
深さは最低1ミクロン~最高30cmまで、好きな深さを選べます。
深ければ深いほど清潔度チェックには通過しやすくなりますが、30cmも皮膚削ったら死にます。
どれだけ削るかは悩みどころですが、1~3センチくらいが無難でしょうか。
清潔は市民の義務なので、「清潔でない」と判断された場合ZAPされます。
正直一番面白くない係かもしれません……w
装備品チェック同様、清潔度チェックも1~3回の卓が多いです。


⑤ 幸福係

幸福剤
を支給されます。
装備係に並んでかなり強い係です。
幸福係は、SSM(士気低下)の兆候が見られる人に対して、幸福剤を投与する権限を持ちます。

SSM・幸福剤についてそれぞれ簡単に説明しましょう。

SSMとは、架空の病気のようなものです。
幸福が絶対であるこの都市では、SSM(士気低下)は病気なのです。
症状としては、「悩む」「悲しむ」「怒る」「迷う」「黙る(これが一番凶悪)」などです。

次に幸福剤ですが、
これを投与されたPLは一定時間(基本死ぬまで)「幸福ロール」をしなければなりません。
幸福ロールとは、簡単に言えばハイなクスリをキメた状態のようなもので、
「幸福です!私はなんて幸福なんだ!」みたいなロールプレイのことです。
正常な判断や行動は一切不能です。
勿論、一度死んで次のクローンが送りこまれればこの幸福状態は解けるのですが、
誰も好き好んで幸福状態の人間を殺しません。
だって、幸福状態になった人が一人いるってことは、つまり敵が一人減ってるんですから。
むしろありがたい状態なので放置しておくのがセオリーです。

あと、幸福係がスキル「隠密」なんかを持ってると、
誰かの後ろにスッと近付いて、誰にも気付かれずに幸福剤を投与することも可能です。
かなりの危険人物です。
ただ、幸福剤を盗まれたりしないように気を付けてくださいね。本当に危険な薬品なので。
あ、あと、幸福係の人は時折ジョークなんか飛ばしてみましょう。
幸福係のジョークに笑わないのもSSMの症状です。
どんなにくだらないジョークでも、笑わない奴には幸福剤を投与しましょう。


⑥ 忠誠係

ILTRが支給されます。
ILTRとは、超頑丈なメモ帳です。象が踏んでも潰れません。
忠誠係は何をするかというと、チームメイトの言動を逐一ILTRにメモします。
反逆行為はもちろん、反逆に発展する可能性のあるものも全てメモします。
そして、デブリーフィングにてそのメモ帳を読み上げ、反逆者をあぶり出せます。
ちなみに、メモ帳を読み上げるときには、主観的な考察を付け加えて構いません。
「この人はこんなことをしてました!きっと理由は○○です!反逆するつもりだったのです!」
という、どこぞのクズ記者みたいな真似ができる訳ですね。
もちろん捏造はできませんが、印象操作はできます。
ただ、記録係と役割がカブることもありますし、他の人でもやろうと思えば可能なので、
忠誠係を採用している卓は少ないです。
大体、忠誠係を除いた5つの役職が任命されます。

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ちなみにMBDはかけ持ち可能です。
装備係兼幸福係なんてこともできます。
こんな奴がいたら真っ先に殺しましょう。
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